昭和大学リカレントカレッジ刻書講座の報告(2021年11月)
2021/12/28 活動報告
刻書芸術会「創」は、2021年4月に開校された昭和大学リカレントカレッジから「刻書入門」講座の要請を頂き開講させて頂きました。当初2021年4月の予定でありましたが、コロナ禍の始まりでの影響もあり9月に繰り下げて頂きました。
9月4日から11月6日まで全7回(土曜日)の講座で、受講生は5名でした。
最初に刻書芸術会「創」上吉原会長の挨拶に始まり、オリエンテーション後、作品作りに入りました。受講生一人一人が自分の好きな言葉を選び、書稿作り、転写作業、ノミで彫り(陽刻)、彩色という一連の工程を実施して頂きました。完成後は作者の感想、指導者の講評を頂き無事終了を迎えました。
受講生の作品は初めての試みとは思えないほどの出来栄えで、また全員が、作業時は他事は考えなく夢中で取り組み充実した時間だったとの感想で、受講生の皆さんが自分の作品に満足いただいたものと確信いたしました。
今後、ご自分の趣味として幅を広げて頂くこと、更に刻書に興味を持って頂ける人が一人でも多くなることを指導担当者全員が願っております。
なお、受講生の作品は昭和大学リカレントカレッジ棟の1階ロビー、1号館1階ロビー、上條記念館にも展示され、非常に喜ばしいことでもあり、第2回目開講(2022年4月「陰刻」予定)への更なる応募の足掛かりとなることを願うものです。
最後になりましたが、開講から閉講まで大変お世話になりました昭和大学リカレントカレッジ事務局担当者の皆様に感謝申し上げたいと思います。
(「創」指導担当者:上吉原薫峰会長、馬場良紅氏、春原郁香氏、新井平八郎氏)
(文責:新井)